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行ってみた!!

美術、音楽、演劇、伝統文化、地域アートプロジェクトなど幅広いジャンルでプログラムを展開する東京文化発信プロジェクト。そこでは様々な出来事が起こり、多くの人々が関わっています。 外部ライターの吉岡が文プロの現場を見て歩き、聞いてレポートするシリーズ「今日は○▲□▼に行ってみた!」

2014/07/25

あなたの街にオーケストラがやってくる 東京都交響楽団・プレミアムコンサート福生公演

美術、音楽、演劇、伝統文化、地域アートプロジェクトなど幅広いジャンルでプログラムを展開する東京文化発信プロジェクト。そこでは様々な出来事が起こり、多くの人々が関わっています。 外部ライターの吉岡が文プロの現場を見て歩き、聞いてレポートするシリーズ「今日は○▲□▼に行ってみた!」


写真提供:東京都交響楽団

7月12日(土)に福生市民会館大ホールで開催されたプレミアムコンサート福生公演に行ってきました! このプログラムは、東京都交響楽団が、多摩地域・島しょ地域の各所に生のクラシック音楽を届けにいくプログラム。先月開催された小平市民文化会館での公演に続いて、今年度2カ所目の開催です。
http://www.bh-project.jp/search/tabid/62/pdid/519/Default.aspx

この日の一曲目は、ロッシーニ作曲の歌劇「ウィリアム・テル」より、静かな夜明けの場面から勇ましい「スイス軍の行進」の様子までを描いた序曲。
交響曲は複数の楽章から構成されているのですが、プレミアムコンサートではその中から一部分を演奏。様々な作曲家の楽曲を、約一時間の公演で多数楽しむことができます。なので、初めてクラシック音楽を聴くお子さんでも気軽に楽しめるのではないでしょうか?(4歳以上から入場無料で鑑賞が可能!)初心者向け? と思ったら、クラシック音楽ファンの方も多数来場されていて「次はこの曲が聴きたい」など様々なリクエストをいただいているそう。


指揮者は、梅田俊明さん。(写真提供:東京都交響楽団)

この日は、他にもこちらの楽曲が演奏されました。
・久石 譲(編曲/和田 薫):「風の谷のナウシカ」より《風の伝説》《遠い日々》《遥かな地へ》
・ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
・チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」より《情景》《ワルツ》《四羽の白鳥》《ナポリの踊り》《チャルダッシュ》、アンコール《スペインの踊り》

ハンガリー舞曲第5番では、来場者の方が指揮を体験するコーナーも。
この曲は、ゆっくりと始まり、途中でテンポが変わる難易度の高い曲。指揮者の梅田俊明さんからアドバイスを受けて、一人ずつ指揮台へ。同じ楽譜、演奏家の方が演奏しているのに、指揮者によって演奏がまったくちがってくるんですね。


とても気持ちよさそうでした。一度味わってみたい!(写真提供:東京都交響楽団)


小学2年生の女の子も指揮棒をしっかりと振って、堂々とやりとげました。司会の朝岡 聡さんがステージの横から緊張をほぐしてくれました。(写真提供:東京都交響楽団)

開演前のロビーでは、バイオリン、フルート、チェロの楽器体験が行われていました。



これから楽器を始めるのかな?と思う小さなお子さんから、昔を懐かしむようにフルートを吹く大人の方まで。音楽はいくつになっても、どなたでも楽しめる。そんな魅力を改めて感じました。

◆ 今年度の公演情報は、こちらをご覧ください!
http://www.bh-project.jp/search/tabid/62/pdid/519/Default.aspx

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