Tokyo Art Research Lab(TARL)
Tokyo Art Research Lab は、アートプロジェクトの担い手のためのプラットフォームです。時代に応答したアートプロジェクトをつくる学びの場と、現場の課題やこれから必要な技術について考える研究・開発を「東京アートポイント計画」と連携して行っています。
2019/07/11
「東京プロジェクトスタディ」アーカイブサイトを楽しむための3つのポイント!
“東京で何かを「つくる」としたら”という投げかけのもと、ナビゲーターが参加者と共にチームをつくり、スタディ(勉強、調査、研究、試作)を重ねる、Tokyo Art Research Labのプログラム「東京プロジェクトスタディ」。
この度、2018年度のスタディの様子を記録したアーカイブサイトがオープンしました!第1弾として、今年度も継続する2つのスタディチームのアーカイブを公開しています。
このサイトでは、「東京プロジェクトスタディ」の各チームが、半年間をかけて、何を・誰と・どのように向き合ったのか、そして「東京プロジェクトスタディ」全体はどのように動いていたのかを記録すべく、時間の流れに沿ってレポートや資料を収録しています。
そんなアーカイブサイトを楽しむための3つのポイントをご紹介します!
1.各ページには3種類の記事
アーカイブサイトでは、各スタディの取り組みがタイムライン(時間の流れ)上に並んでいます。
記事は3つの視点から記述してあります。
1つ目、「第〇回」とタイトルがついている記事は、各スタディの定例活動日のレポートです。下部の「詳しく見る」をクリックしていただくと、より詳しいレポートと、関連資料などがご覧いただけます。
2つ目は、スタディと同時期に行われた、ナビゲーターの制作活動などの関連情報です。ナビゲーターは、アーティストやディレクター、事務局などさまざまなつくり手が担当。そんなナビゲーターたちの活動やスタディの取り組みが相互に影響・関係しあうことも。
3つ目は、“ ”で囲まれているつぶやきやキーワードです。活動日や、その合間などに生まれたことばには、“もしかしたら、モニュメントとしての彫刻を、彫刻とは思っていないかもしれない”という気づきから、“そろそろ、そういうほんとに踏み込んだ話しようぜ!”といった、チームの温度感を感じさせるものまで集めています。
このように3つの異なる視点から、各チームの歩みを記録しました。
2.関連資料コーナーには情報がいっぱい
レポート記事をひらくと、記事の下部にその回にまつわる関連資料が掲載されています。
当日の配布資料をはじめ、ナビゲーターからのメッセージつきのメールや、ゲストによるエッセイ、リサーチの軌跡を辿った地図なども掲載。
スタディ当日、およびその前後でどんなことが起きていたのか、より詳しく知っていただくことのできる素材を掲載しました。
3.「すべて」ボタンの秘密
右上にある「すべて」ボタンをクリックしてみると、画面がぐん!と引いて、1~5まで5つのスタディのタイムラインを並べて眺めることができるようになります。
「東京プロジェクトスタディ」は、進め方もゴールもさまざまな各チームが時に交わり、時に並走しながら同時並行的にスタディしていきます。「全体⇔各スタディ」へと行ったり来たりすることで、スタディ全体での取り組みと、各チームの活動について、同時に感じていただくことができます。
ぜひ、実際にウェブサイトをご覧いただき、「すべて」ボタンをクリックしてみてください!
本アーカイブサイトは、これから第2弾の公開も進めていく予定です。どうぞお楽しみに!
また現在、今年度のスタディ参加者も募集中です。
多くの皆様からのご参加をお待ちしております。
今年度の参加者募集について、詳しくはこちら(申込〆切7月21日(日)まで)
*Tokyo Art Research Lab(TARL)からのご案内
・TARL公式ウェブサイトはこちら
・公式Facebookページで最新情報をお届けしています
・書籍『これからの文化を「10年単位」で語るために ー 東京アートポイント計画 2009-2018 ー』発売中
・思考と技術と対話の学校「東京プロジェクトスタディ」参加者募集中!(申込〆切7月21日(日)まで)