東京アートポイント計画通信
東京アートポイント計画は、地域社会を担うNPOとアートプロジェクトを共催することで、無数の「アートポイント」を生み出そうという取り組み。現場レポートやコラムをお届けします。
2019/10/31
プロジェクト運営の筋トレ!? 「ジムジム会」はじめました―Artpoint Letterより
東京アートポイント計画では、毎月1回メールニュース「Artpoint Letter」を配信しています。
2019年10月号のメールニュースより、プログラムオフィサー・坂本有理の記事をご紹介します。
各プロジェクトの広報施策を発表し合い、意見交換しながら進める「ジムジム会」。
この秋より「事務局による事務局のためのジムのような勉強会」(通称:ジムジム会)が始動しました。参加するのは、「東京アートポイント計画」の9つの共催団体(アートNPO)です。
9つのアートプロジェクトは、テーマも実施エリアも携わる人々もさまざま。運営の仕方もそれぞれユニークです。9通りの工夫、こだわり、葛藤。そうした運営の事例やエピソードを活用したい。そして、同じ都内で活動している団体同士をもっとつなげたい。そんな思いから、互いに学び合うような場としてはじめたのが「ジムジム会」です。
日々の業務とは、ちょっと気分を変えて、トレーニングジムで筋トレをするような感覚で、通える場として仕立てています。
トレーニングジムでは、エクササイズをがんばると、「いい感じですね!よいフォームです」とトレーナーが褒めてくれ、ちょっとさぼると「もう1回やりなおし」と厳しく反応してくれたりして、モチベーションが刺激されますよね。プロジェクト運営でも、反応したり、相談したりできるような仲間がいることで、持続的な活動の支えになるのではと考えました。
月1回、お互いに刺激し合い、みんなで運営のための筋肉をムキムキさせていきたいと思っています。今年度は、きてん企画室とともに「アートプロジェクトの広報とは?」という視点で取り組みます。
「ジムジム会」の様子は毎回レポートを公開します。
ぜひそちらもご覧いただければ幸いです。
>#01レポート「“広報” をやめる/ウェブサイトのつくりかた・つかいかた」
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