カロク・リーディング・クラブは、過去の災禍の記録や、それに関わる表現(映画、絵画、戯曲、手記、小説など)をみんなで囲み、それぞれが考えた・感じたことをあれこれ話してみる対話の場です。
どのまちでどんな暮らしをしているかによって、ひとつの記録から読み取れること、想像できることはきっと違うはず。離れた地点をつなぎ、ゆるやかな対話を交わしながら、互いの異なる部分や似ているところを発見します。
ひとつの記録を介したやりとりを通じて、記録から読み取れることや、日々の暮らしへのまなざしがグッと深まるかもしれません。また、遠く離れたまちの人びとと思いがけず友だちになれるかもしれません。
まちの記録を持ち寄って、言葉を交わす。小さな対話の場に、ぜひご参加ください。
今回は名古屋と東京をオンラインでつなぎ、1959年に愛知県や三重県に甚大な被害をもたらした伊勢湾台風の作文集『台風記』と、1923年に発生した関東大震災の作文集『震災記念文集』を読み、てつがくカフェ形式で対話をします。
異なる土地、異なる時代に発生した災害を捉えて記録したのは、それぞれの災害を目の当たりにした小学生たちです。彼らが見ていたもの、残したかったものはなんでしょう。それをどんな言葉で描いたのでしょう。
まちの記録を持ち寄って、言葉を交わす。小さな対話の場に、ぜひご参加ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じて実施します。
※プログラムは変更になる可能性があります。
題材
1923年9月1日に起こった関東大震災から一年後に編纂された、当時の尋常小学校小学生一~六年生が書いた『震災記念文集』と、1959年9月26日に起こった伊勢湾台風について当時の小学一~六年生が書いた作文集『台風記』より、それぞれいくつかをピックアップして読み込みます。
ファシリテーター
瀬尾夏美(アーティスト/NOOK)、中村大地(作家・演出家/屋根裏ハイツ/NOOK)
ゲストファシリテーター
青山太郎(映像学者、デザイナー)※中継で参加
中継先会場
ON READING(〒464-0807 愛知県名古屋市千種区東山通5丁目19 カメダビル2階)
※名古屋会場のON READINGでは、現地での対話に参加するメンバーも募集しています。詳しくはON READINGのウェブサイトをご覧ください。
15名程度
※お申込受付は先着順のため、定員になり次第、締め切ります。
無料
こちらの申込フォームを記入のうえ、お申込みください。
応募締切
2023年4月12日(水)
※応募状況によっては早く締め切る場合があります。
※個人情報は厳重に管理し、本事業の運営及びご案内のみに使用いたします。
一般社団法人NOOK
E-mail:karoku.nook@gmail.com
studio 04(東京都江東区大島4-1 大島四丁目団地1号棟1階106)Google Map
中継地点:ON READING