近年、東南アジアの舞台芸術シーンにおいて急速に存在感を高めるマレーシア。著しい経済発展の一方で多民族国家としてさまざまな困難を抱える同国における、パフォーミング・アーツの現状と可能性とは。今後のF/Tアジアシリーズでの特集に向け、マレーシアから招いたゲストを交えトークを開催する。
設立から30周年を迎え、マレーシアにおいて常にアートシーンをリードしてきたアーティスト集団、ファイブ・アーツ・センターのメンバーであるチー・セク・ティム氏から、演劇やダンスのみならず、音楽やコミュニティアートなど多岐にわたる活動を紹介する。また、ジョージタウン・フェスティバルや、ペナン・パフォーミング・アーツ・センターのオープンにより、芸術文化の都市として国内外から注目を集めるペナンや首都クアラルンプールの舞台芸術の現状、チー氏が自身のアーティスト活動と並行し運営するアートスペース「Reka Art Space」、デザインホテル「Shinkeh」について話を伺う。
11月6日(金)19:00~21:00
ホテルグランドシティ レストランセゾン
チー・セク・ティム(演出家、俳優、芸術教育者。Five Arts Centerメンバー)
500円(予約優先)
※ワンドリンク付き
※英語(日本語逐次通訳あり)
公式ウェブサイトの申込フォームよりご予約ください。
マレーシア国立芸術文化遺産大学(ASWARA)で教鞭を執るウォン・オイ・ミン氏、ジョセフ・ゴンザレス氏を迎え二部構成でのトークを開催する。
第一部では、ウォン・オイ・ミン氏より、多言語、多民族が混在するマレーシアにおいて英語、中国語、マレー語に分断されている同国の舞台芸術シーンの中から、これまでなかなか知ることのできなかった中国語、マレー語演劇の状況や、民族を越えた舞台芸術の交流を目指し2016年に初めて開催予定のマレーシア・シアター・フェスティバルについて話を伺う。
第二部では、ジョセフ・ゴンザレス氏が、マレーシアにおけるダンスの歴史と現状、またマレーシア国立芸術文化遺産大学(ASWARA)の卒業生を中心に設立され、国内で唯一フルタイムのダンサーを雇用し、伝統舞踊とコンテンポラリーダンスの幅広い活動で注目を集めるASWARA Dance Companyを紹介する。
11月7日(土)16:00~19:30
ホテルグランドシティ レストランセゾン
ウォン・オイ・ミン(演出家、俳優、マレーシア国立芸術文化遺産大学 演劇学部長、マレーシア中国語演劇連盟前代表)
ジョセフ・ゴンザレス(ASWARA Dance Company 芸術監督、マレーシア国立芸術文化遺産大学ダンス学部 前学部長)
500円(予約優先)
公式ウェブサイトの申込フォームよりご予約ください。
フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局
〒170-0001 東京都豊島区西巣鴨4-9-1 にしすがも創造舎
TEL:03-5961-5202
FAX:03-5961-5207
E-mail:toiawase@festival-tokyo.jp