2020年より延期を重ねていた本作の上演を、更に戯曲の推敲をした上で実現。公演だけでなく、参加型のオンラインプレイベント、関連特別映像の有料公開等、作品を更に深く味わえる企画も行った。
本番期間後にはアーカイブ映像の配信も実施した。
【あらすじ】
死んだ姉の娘を育てるオト、シングルマザーの弥生、性暴力事件をきっかけに別々の道を歩むことになる双子の倫子・結子。斉木家の三世代の女たちの物語を通して、私たちに受け継がれてきた問題、私たちが今抱える問題に正面から向き合う、『オロイカ(疵者)ソング』。人に見せたくない疵もなかったことにせず、せめて自分だけは、丸ごとの自分を受け入れたい――。
作:鎌田エリカ 演出:生田みゆき(文学座)
出演=滝沢花野、梅村綾子(文学座)、佐藤千夏、西岡未央、万里紗
スタッフ=舞台監督・照明:黒太剛亮(黒猿) 照明操作:緒方稔記(黒猿)
音響:大園康司 音響操作:吉田拓哉 宣伝美術:荒巻まりの 制作:早坂彩
舞台写真:日下諭 配信映像:高畑陸
【理性的な変人たち】
「人が繋がるために演劇に何ができるか、そのための表現とは何かを模索する」ことを目的に、「演劇科」のない東京藝術大学出身ながら演劇の道を選んだ5人で設立。
30代女性ならではの切り口を大切にしながら、今の日本で求められている/欠けている演劇表現を意識的に問い続け、「時代」を映すことに挑戦する。
理性的な変人たち
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アトリエ第Q藝術(東京都世田谷区)
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