東京アートポイント計画通信
東京アートポイント計画は、地域社会を担うNPOとアートプロジェクトを共催することで、無数の「アートポイント」を生み出そうという取り組み。現場レポートやコラムをお届けします。
2021/07/27
海老原周子さん執筆の『外国ルーツの若者と歩いた10年』が、ウェブマガジン「こここ」で紹介されました
『移民』の若者たちを異なる文化をつなぐ社会的資源と捉え、アートプロジェクトを通じた若者たちのエンパワメントを目的とするプロジェクト「Betweens Passport Initiative」。東京アートポイント計画では2016年から3年間、一般社団法人kuriyaとプロジェクトを展開しました。
kuriyaの代表理事・海老原周子さんが、これまでの自身の取り組みから見えてきたものをまとめた『外国ルーツの若者と歩いた10年』が、ウェブマガジン「こここ」で「多文化共生について考える一冊」として掲載されました。
「異なる背景を持つ人たちが未来に希望を持って暮らしていくにはどうしたらいいのか」という結びの言葉とともに、本書の内容を丁寧にご紹介いただきました。
ぜひご覧ください。
▼記事はこちら
「多文化共生について考える一冊、活動記録『外国ルーツの若者と歩いた10年』がオンラインで公開中」【執筆:福井尚子 編集:岩中可南子(こここ編集部)】
本書は、Tokyo Art Research Lab(TARL)ウェブサイトにてPDFデータでお読みいただけるほか、ご希望の方には郵送(着払い)でお届けいたします。
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【書籍情報】
■タイトル|『外国ルーツの若者と歩いた10年』
■目次|
まえがき
序章 きっかけとしてのアート体験
第1章 2019年までの状況と課題
第2章 社会包摂の仕組みを考える
第3章 コロナ危機における外国ルーツの子供たち
第4章 活動のきろく
終章 今から10年後の2030年になったら
■著者|海老原周子
■編集|aTs企画所 西内亜都子
■デザイン|HON DESIGN
■印刷・製本|株式会社 渋谷文泉閣
■発行|公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
■発行日|2021年3月15日
*関連情報
東京アートポイント計画で展開していた「Betweens Passport Initiative」の活動について、海老原さんのインタビュー記事をお読みいただけます。
・『移民』の若者のエンパワメントのために、アートプロジェクトができること—海老原周子「Betweens Passport Initiative」インタビュー〈前篇〉
・定時制高校で「現場」をつくるところから。「社会包摂」と「アートプロジェクト」の関係を考える。—海老原周子「Betweens Passport Initiative」インタビュー〈後篇〉
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