アーツカウンシル東京が主催・共催するイベント情報

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もやもやフィールドワーク 分析編 第4回

ジャンル:
  • アートプロジェクト ,
  • 講座・シンポジウム

もやもやフィールドワークは、東京都および近郊エリアの、医療・福祉施設、当事者団体、ケアに関わる団体等を訪問し、活動の参与観察や関係者への聞き取りを行う「調査編」と、その調査で得られた見解や視点を参加者と共有し、ともに話し合い考える「報告と対話編」、研究者をゲストに招き、理論的・方法論的な視座から考察を深める「分析編」からなる研究プロジェクトです。
調査・報告・対話・分析のサイクルを通じ、さまざまな場を捉え直すことを試みています。

「分析編」では、毎回、既存の言説や状況を問い直す「迂回路」的な視点を持つ研究者をゲストコメンテーターにお招きし、研究員の発表とそれに対するコメント、参加者全員によるディスカッションを通じて、「もやもやフィールドワーク」で得た実践知をつなぎ、深化させることを目指します。

今回は、「コミュニケーションとは何か? 音楽やアートはなぜ人間にとって重要なのか?」と真摯に問い続ける芸術社会学者の中村美亜さんをお招きして、非言語コミュニケーションに関する最新の社会学や認知科学の研究成果を共有しながら、〈表現する〉とはどういうことかについて、改めて考えます。

当日のタイムスケジュール

(約150分)
・事務局よりプログラム説明 5分
・diver-sionメンバーによるプレゼンテーション 約30~40分
・ゲストによるコメント 30分
(休憩 10分)
・参加者を交えたディスカッション 約70分
・次回案内、アンケート記入等 5分
※当日、時間配分は変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

ゲストコメンテーター

中村美亜 (九州大学大学院芸術工学研究院准教授・芸術社会学)
東京藝術大学助教等を経て、2014年4月より現職。近年は東日本大震災後の音楽活動など、社会的課題に向き合う芸術実践の可能性について、社会学と認知科学を融合した学際的アプローチで研究を行っている。また、地域に根ざしたアートの企画実践やアートマネジメント人材の育成にも力を入れている(参考:九州大学ソーシャルアートラボ)。
著書に『音楽をひらく―アート・ケア・文化のトリロジー』(水声社、2013年)など。ジェンダーやセクシュアリティに関する著作も多い。

定員

10名程度(申込先着順)

参加費

無料

申込方法 ※申込は締め切りました。

ウェブフォームまたは電話にて下記お申し込み先までお申し込みください。
※お預かりした個人情報は、本イベントの受付事務及び主催者からのご案内のみに使用し、厳重に管理します。

お申し込み先:
ウェブフォーム
特定非営利活動法人 多様性と境界に関する対話と表現の研究所
TEL:070-6437-3599

お問い合わせ

特定非営利活動法人 多様性と境界に関する対話と表現の研究所
TEL:070-6437-3599
E-mail:info@diver-sion.org

開催場所

アーツカウンシル東京ROOM302
(〒101-0021東京都千代田区外神田6-11-14 アーツ千代田3331 3F)

クレジット

主催
東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、特定非営利活動法人多様性と境界に関する対話と表現の研究所