「第11回TURNミーティング」オンライン開催のお知らせ
“違い”を超えた出会いで表現を生み出すアートプロジェクト「TURN」。「TURNミーティング」では、「TURN」の可能性について多彩なゲストとともに考え、語り合います。第11回目となる今回は、新型コロナウイルス感染症の影響により「人が集うこと」そのものが問われる今、様々なコミュニケーションの方法と、それによって生まれる人と人の関係性やその可能性について、思考を深める機会を創出します。
前半では、TURN監修者の日比野克彦より、今日の社会情勢と生活環境の変化を視野にTURNの考え方/向き合い方について語ります。また、様々な地域と人に巡り会いながら展開してきた海外での活動を紹介する「TURN on the EARTH ~わたしはちきゅうのこだま~」の展覧会の様子とともに、AR(拡張現実)などを活用した伝え方の工夫や気づきについてお話しします。後半は、盲ろう者の意思疎通の方法と、ICT技術を用いた支援について研究している森敦史さんをゲストにお迎えします。先天性盲ろう者の森さんが普段の生活の中で使用しているコミュニケーションの方法は、触手話、点字表示端末や点字ディスプレイなど多岐にわたります。また、通訳者や支援者といった人を介しての対話も育まれてきました。今回、日比野とのトークを通じて、様々な手法を通したコミュニケーションとその可能性を探ります。人と人が出会う時、他者を認知する時、物理的な距離が存在する時、人はどのように他者を受け止め、コミュニケーションをとろうとするのか、人とコミュニケーションにおける根本的な問いを投げかけます。さらに、トークの合間に、マダム ボンジュール・ジャンジさんによるパフォーマンスも行いますので、ぜひお楽しみください。
また、今年度オンラインで開催する「TURNミーティング」においても、手話、文字支援、音声ガイドなど、メディア特性を生かしたアクセシビリティに取り組みます。
TURN「第11回TURNミーティング」
日時:2020年9月19日(土)14:00~15:30 ※オンライン開催
参加費:無料 ※事前申込不要、手話通訳・文字支援等のアクセシビリティサポート付き
スピーカー:日比野克彦(TURN監修者、アーティスト、東京藝術大学美術学部長・先端芸術表現科教授)、森敦史(筑波技術大学総務課広報・情報化推進係)
パフォーマー:マダム ボンジュール・ジャンジ(ドラァッグクイーン)
詳細は下記プレスリリース(PDF)をご覧ください。
出会い方とコミュニケーションのいろいろ ~様々な手法やツールを通して考える~「第11回TURNミーティング(オンライン開催)」
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