行ってみた!!
美術、音楽、演劇、伝統文化、地域アートプロジェクトなど幅広いジャンルでプログラムを展開する東京文化発信プロジェクト。そこでは様々な出来事が起こり、多くの人々が関わっています。 外部ライターの吉岡が文プロの現場を見て歩き、聞いてレポートするシリーズ「今日は○▲□▼に行ってみた!」
2014/07/16
【Museum Start あいうえの】子供たちのミュージアム・デビューを応援する教育プログラム (後編)100年後にも残したい作品をノートにまとめよう
美術、音楽、演劇、伝統文化、地域アートプロジェクトなど幅広いジャンルでプログラムを展開する東京文化発信プロジェクト。そこでは様々な出来事が起こり、多くの人々が関わっています。 外部ライターの吉岡が文プロの現場を見て歩き、聞いてレポートするシリーズ「今日は○▲□▼に行ってみた!」
子供たちのミュージアム・デビューを応援する教育プログラム【Museum Start あいうえの】の「あいうえの学校」に参加してきました。今回参加した「あいうえのものがたり」は、ミュージアムが大切に所蔵している作品を鑑賞し、その中から、100年後にも残したい作品をノートにかきとめて伝えようというプログラムです。今回は国立西洋美術館の常設展へ行ってきました。
»(前編)【Museum Start あいうえの】子供たちのミュージアムデビューを応援する教育プログラム 「100年後にも残したい宝物を探しに行こう」
後編ではオリジナルの冒険ツール「ミュージアム・スタート・パック」の中から「ビビハドトカダブック」を活用した活動の様子を紹介します。
これがビビハドトカダブック!
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「あいうえの」で連携する上野公園エリアにある施設名から一文字をとって「ビビハドトカダブ」という名前ができました。9つのミュージアムを楽しむヒントがつまったこのノートに、自分が発見したことや不思議に思ったことをかいていきます。
ミュージアムを楽しむポイントが各館ごとにかかれています。
■調査メモをもとにノートを作っていこう!
今回は「自分が100年後にも、これは残したい! と思う作品を3つ以上見つけること」を課題に、それぞれ作品を選んで、調査メモをつくってきました。調査メモには、言葉だけではなく、印象に残ったポイントをイラストでかいてきた子もいました。
【準備するもの】
・ミュージアムでつくってきた調査メモ
・ビビハドトカダブック
・色鉛筆、サインペンなど
・のり
・資料
今回は、資料として展示作品を小さくプリントアウトした用紙を準備し、ノートに切り貼りできるようにしました。自分が選んだ作品を切り取って、文章やイラストで説明を加えていきました。
みんな、どんな作品を選んだのでしょうか。
ノートをいくつか紹介します。
国立西洋美術館の前庭にはロダンの《考える人》など様々なブロンズ彫刻が置かれています。
屋外にある作品もしっかり見ていたんですね。
ビビハドトカダブックギャラリーでも、これまでに参加者のみなさんがかき残してきたノートが紹介されています。100年後の人々にも、作品のすばらしさを伝えるために「あいうえの」がしっかりとノートを残していきます!
■Museum Start あいうえの
あいうえの学校「あいうえのものがたり」
http://www.bh-project.jp/search/tabid/62/pdid/528/Default.aspx
◆ミュージアム・スタート・パックを入手するには
「あいうえの学校」か「あいうえの日和」に参加すると、今回のプログラムでも使ったビビハドトカダブックと肩かけバッグ、あいうえのバッジがセットになったミュージアム・スタート・パックを手に入れることができます。連携ミュージアムで、ブックの表紙を各ミュージアムに合わせ、ひみつの呪文「ビビハドトカダブ」を唱えると、各館オリジナルのバッジをもらうこともできます。
ミュージアム・スタート・パックを手に入れて、子供たちのミュージアム・デビューをより豊かな体験にしてくださいね!
詳しくは、こちらをご覧ください!
http://museum-start.jp/wp/aiueno/#sp