東京アートポイント計画通信
東京アートポイント計画は、地域社会を担うNPOとアートプロジェクトを共催することで、無数の「アートポイント」を生み出そうという取り組み。現場レポートやコラムをお届けします。
2022/02/10
東京アートポイント計画の公募がスタート! 日常のほころびをともに紡ぎなおすための新たなパートナーを募集します。
2月1日より2月25日まで、「令和4年度 東京アートポイント計画 新規パートナー」を募集中!
東京アートポイント計画のパートナーとして、地域課題に文化で向き合う団体の皆さんからの応募をぜひお待ちしております。
今回は2年ぶりの公募ということで、「新規共催団体募集」から「新規パートナー募集」と呼びかけ方を変えたり、対象事業に2つのテーマを設定したりと、東京アートポイント計画としても新しい挑戦となっている公募です。どんな方々との出会いがあるのか、とても楽しみにしています。
現在、社会的な分断や孤立、個人では抱えきれない困難が、さまざまな場面で課題として現れつつあります。さらに、いまも続くコロナ禍の影響は、人と人との関係を大きく変化させました。
東京都とアーツカウンシル東京が実施する「東京アートポイント計画」では、その日常のほころびをともに紡ぎなおすため、アートプロジェクトを展開するパートナーとして、NPOを募集します。
今回のパートナー募集では、これまでの東京アートポイント計画の経験と現在の社会情勢への応答、そして来るべき社会への準備として、ふたつのテーマを設定しました。
地域の課題と向き合うNPOのみなさまとともに、アートプロジェクトが得意とする関係性づくり・仕組みづくりを目指します。たくさんのご応募をお待ちしています。
(公募ウェブサイトより)
■募集概要
令和4年度 東京アートポイント計画 新規パートナー募集
募集期間: 2022年2月1日(火)12:00~2月25日(金)17:00必着
対象団体: 非営利の法人(NPO法人、一般社団法人、社会福祉法人など)
負担金額: 上限500万円(年間)
募集テーマ:
多文化・共生・コミュニケーション
分断や孤立が進む社会において、互いを知り、関係性を紡ぐアートプロジェクト。
地域社会において、さまざまな文化を有する人々が生きやすいコミュニティづくりを指向するもの。
例えば、「異なる文化的背景を持つ人々が協働する術を探る」プロジェクトや、「コミュニケーション手法の異なる者同士が共創し、共在するあり方をつくる」プロジェクトを求めています。
災間・減災・レジリエンス
近い将来に向き合うことになるであろう、個人では抱えきれない困難に備えるアートプロジェクト。
地域社会において、社会や個人が抱える困難に対する対応力を養うもの。
例えば、「地域の災害の記憶を減災の知恵として活用する」プロジェクトや、「個人の抱える困難と向き合っている人への文化的処方を考える」プロジェクトを求めています。
応募方法: 下記のウェブサイトより、ご応募ください。
★東京アートポイント計画についてもっと知りたい方はこちら
東京アートポイント計画の概要や、共催団体との連携について紹介するムービーを作成しました。ぜひご覧ください。
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