「千住・人情芸術祭 」は、人と人との価値観や感情のやりとりを「人情」と捉えて、多様な表現者を受け止める舞台です。2021年9月~10月にかけての約1ヶ月間、音楽、映像、パフォーマンスといった3つのプログラムを展開します。
※本事業の一部は、「仲町の家」を中心としたアーティスト滞在制作プログラム「千住・縁レジデンス」と連動して行います。
千住・人情芸術祭 アサダワタル「声の質問19」
アサダワタルが、緊急事態宣言発令期に友人知人に送った音声による質問シリーズをきっかけに開始したコミュニケーション様式。コロナ禍という未曾有の日常を、私的かつ詩的な「質問」で包み込み、テキストではなく「声」のやりとりを通じて、自分と出会い直し、誰かとつながる。2020年秋より、仲町の家を起点に、「緊急アンケート《コロナ禍における想像力調査 声の質問19》」を試行中。
千住・人情芸術祭 友政麻理子「窓映画館、カーテンの夢」
「窓映画館」は美術家・友政麻理子がコロナ禍の2020年5月に開始した千住のまちなかで展開する野外上映プロジェクトです。内と外をつなぐ窓に投影されるのは、友政のアフリカでの経験をもとにまちの人々から集めた「コロナ禍で見た夢」の数々。さまざまな人が行き交う夜のまちで、窓がスクリーンとなり人々の視線を一点に集めるとき、映画館のような場が立ち上がります。
千住・人情芸術祭「1DAYパフォーマンス表現街」
「千住・人情芸術祭 」は、人と人との価値観や感情のやりとりを「人情」と捉えて、多様な表現者を受け止める舞台です。そのひとつである「1DAYパフォーマンス表現街」では、江戸時代から人びとの交流と文化の根付く場所であった千住ほんちょう商店街(旧・日光街道)を会場に、多彩な表現を介して、人と人、人と場所、人とアートが出会う機会を創出します。