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アーツカウンシル東京のスタッフや外部ライターなど様々な視点から、多様な事業を展開しているアーツカウンシル東京の姿をお届けします。

東京アートポイント計画通信

東京アートポイント計画は、地域社会を担うNPOとアートプロジェクトを共催することで、無数の「アートポイント」を生み出そうという取り組み。現場レポートやコラムをお届けします。

2018/12/07

アートプロジェクトで「メディアをつかう」とは? Artpoint Meeting #07 企画の裏側

■次回のArtpoint Meeting、テーマは「メディア」

東京アートポイント計画のトークイベント「Artpoint Meeting #07 プロジェクトを拡げる『メディア』のつかいかた」の告知が今週から始まりました。

アートプロジェクトに限らず、あらゆる活動にとって、情報発信・共有は悩ましい課題です。早速お申し込みいただいている方もおり、「メディア」というテーマ、ゲストの実践への関心の高さを感じています。

ただし、ひとくちに「メディア」と言っても、イメージするものは人それぞれ。

そこでこのブログ記事では、イベント企画の背景や、私たち、東京アートポイント計画が考えている「アートプロジェクトのメディア」について紐解きます。最後まで読んでいただけば、Artpoint Meetingがますます楽しくなる、はず!


アートプロジェクトにおけるメディアとは?

■メディア“づくり”ではなく“づかい”

「考えるべきは、“メディアづくり”じゃなくて、“メディアづかい”なんだよなぁ」

と、2ヶ月前の企画会議でつぶやいたのは、東京アートポイント計画ディレクターの森司でした。

アートプロジェクトの現場では、さまざまな「メディア」が登場します。それは、テレビや新聞などの発信方法が一方通行になりがちな、いわゆる「マスメディア」ではなく、相互の関係性をつくり出す小さな媒体のこと。例えば、プログラムをお知らせするチラシやウェブサイト、日々の出来事を発信するSNS、年間の活動をまとめたアニュアルブックなども「メディア」です。

このように、多様な立場の人、世代の人とともにつくりあげるアートプロジェクトでは、メディアづくりも大切なプロジェクト実践です。

しかし、忙しい現場では、「メディアをつくる」に気を取られすぎて、「なぜ、そのメディアをつかうのか」まで考えられないこともしばしば。本来は、紙やウェブなどのメディア種別はもちろん、形、手触り、デザイン、言葉のトーン、発行するタイミングまで、あらゆる要素に明確な意図が必要なはずです。

……と、いうことで、プロジェクトのメディアに悩むすべての人に向けて(それはもちろん、私たちも含みます!)、今回のイベント企画が始動しました。


タブロイド紙をつくったり、壁新聞を張り出してみたり、ときには地域の記録としてレコードを制作したりすることも。(写真:東京アートポイント計画の一つ「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」が発行しているフリーペーパー)

■異なるふたつの視点から「メディア」を考える

今回のゲストは、森司いわく「プロのメディアづかい」のおふたりです(※「魔法つかい」のようなニュアンスで)。


ゲスト:『雛形』編集長・森若奈さん

ゲストの一人目、森若奈さんは、ローカルライフマガジン『雛形』の編集長で、その立ち上げから手がけられてきました。

地域で暮らす様々な人に焦点を当て、その物語を共有するための緻密な編集作業を重ねています。ひとつの記事を、取材する対象を決めるところから、原稿執筆・校正まで、時間をかけて編集し、ストーリーの伝え方にこだわる『雛形』。若奈さんは「ただの“情報の集積”にならないように、編集した記事であることが大切だと思っています」と言います。そしてその編集の対象は『雛形』に限らず、医療や地域のプロジェクトに関わる企画にも広がっています。


コミュニケーションプランナー・中田一会さん

ゲストの二人目、中田一会さんは、多様な人々・課題に広報の面から向き合ってキャリアを積み、現在はフリーで活躍するコミュニケーションプランナー。

今年3月まではアーツカウンシル東京の職員として、東京アートポイント計画の広報コミュニケーションも担っていました。事業の「上手に伝わっていないところ」を見つけては、戦略を立て、言葉を整え、ブログやSNS、イベントなどの「メディア」をつかい分けて発信する専門家です。このブログ「東京アートポイント計画通信」もまた、中田さんの発案で活性化しました。

編集と広報。職種は違えど、見つめる先にあるのは、人と人との関係づくり。そんなプロジェクトに不可欠な関係性を紡ぐ「メディアのつかいかた」について、今回のArtpoint Meetingではしっかり考えたいと思います!

どうぞお楽しみに。


「Artpoint Meeting #07 プロジェクトを拡げる『メディア』のつかいかた」

【ゲスト】森若奈(ローカルライフマガジン『雛形』編集長)、中田一会(コミュニケーションプランナー)
【聞き手】森司(東京アートポイント計画 ディレクター)

日時:2019年1月26日(土)14:00〜16:30(13:30開場)
会場:東京文化会館 4階 大会議室
定員:60名(要事前申込)
※定員になり次第、申込みを締め切りますので、お申込みはお早めに!
参加費:無料

イベントの詳細・申込みはこちらから


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