2021年度「キッズ伝統芸能体験」参加者募集のご案内
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 及び 公益社団法人日本芸能実演家団体協議会[芸団協]が主催する本格的な子供向け体験プログラム「キッズ伝統芸能体験」は、本年度で14回目を迎え、これまでに約4,000人の子供たちが参加してきました。能楽、長唄、三曲、日本舞踊の4つのジャンルのプロの実演家が子供たちに直接指導し、数か月にわたる稽古の成果を国立劇場、宝生能楽堂といった本格的な舞台で発表します。“本物体験”にこだわって、子供たちが、日本人が古くから大切にしてきた心や感性をお稽古を通して自然と感じ、理解し、養い育てることを目的としています。
昨年度は安心・安全を第一に、感染症現場の経験をもつ専門家の監修の下、関係者全員で必要な対策を検証し万全の体制で臨みました。その結果、一人の感染者もなく3月の発表会を終えることができました。保護者からは、「コロナで後ろ向きだった子供の心が、すっと前に向くような積極性が出てきた。こんな時だからこそ、やってよかった」「発表会後に子供のほうから『またやりたい!』と言ってきたことがすべて。本物に触れることの大切さを実感」などの声をいただきました。
新しい日常が求められるなか、数百年にもわたり時代の波を越えてきた伝統芸能には、即効力はなくても、変わらないことの大切さを伝え、静かに心を癒す力があります。子供たちには、この体験を通して、人が人として生きる上で必要となるしなやかさと佇まいを身に付けてほしいと願っています。
本年度も、感染拡大防止の取組を徹底して実施する予定です。本事業には、小学生から高校生までを対象としたスタンダードプログラムと、中学生、高校生に対象を特化したユースプログラムがあります。本年度は、区部5か所に加えて、羽村市生涯学習センターゆとろぎでも実施します。
つきましては、7月1日(木)から8月16日(月)まで、本事業の参加者を募集いたしますので、掲載、取材等をご検討くださいますようお願い申し上げます。
詳細は下記プレスリリース(PDF)をご覧ください。
令和3年度「キッズ伝統芸能体験」参加者募集のご案内
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