アーツカウンシル東京の事業

平成29年度 思考と技術と対話の学校

アートプロジェクトを社会とつなぐ「紡ぐ人」の育成へ

近年、日本各地で多くのアートプロジェクトが展開されるようになりました。時代や社会に向き合い、複数の人たちが協働するアートプロジェクト。その魅力や価値を、言葉や体験によって“紡ぐ力”は、アートと社会を接続する力であると言えます。そこで必要となるのは、今ある課題を「思考」し、必要な「技術」を携えて、他者との「対話」によって状況を切り開くこと。

アートプロジェクト運営の現場では、プロジェクトの目的や内容を伝えるために、言葉や、観客の体験を“紡ぐ”技術がさまざまな局面で求められています。特に2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に多くの人々が訪れるであろう東京において、そのような人材は、人々のより豊かな出会いや関係性を生み出す存在として期待されるでしょう。

アートプロジェクトを“紡ぐ”人材の育成は、まだ発展途上の段階にあります。今年度から「思考と技術と対話の学校」では、このような現状に向き合いながら、アートプロジェクトの魅力を広げる“紡ぐ人”の育成を柱に開講します。

本校では、“紡ぐ力”を磨く連続講座「言葉を紡ぐ」「体験を紡ぐ」に加え、公開講座として、運営に必要な力を養うシリーズ「技術を深める」と、アートプロジェクトの最新事例や携わる人々と出会う講座「アートプロジェクトの今を共有する」を開講します。志を同じくする仲間や多彩なゲストとともに学び合う「思考と技術と対話の学校」で、アートプロジェクトを社会とつなぐ力を身につけてみませんか?

開催場所

アーツカウンシル東京ROOM302 ほか

イベント情報

連続講座

言葉を紡ぐ

アートプロジェクトを言葉にして伝えよう
アートプロジェクトを他者に伝えるための力を養う講座。アートプロジェクトを語るには、その文脈やプロセスをたどったり、主体となる人々や地域の情報を読み込んだりすることが有効です。さまざまな語り口や文章などと出会いながら、アートプロジェクトを言葉にする技術を磨き、自分の表現方法の幅を広げます。プロのライターによる技術指導なども受けながら、文章作成やプレゼンテーションの技術を養います。

体験を紡ぐ

アートプロジェクトを社会とつなぐ新たなアプローチを探ろう
アートプロジェクトを社会とつなぐための体験プログラムやメディアなどの企画を立案し、その実践に取り組む講座。アートプロジェクトの担い手や、支え手には、そのあり様を多角的に捉えながら、社会との接点を提示していくことが求められます。現場と連携し、実践を交えながら、プロジェクトや作品について語るガイドツアーやトークプログラム、活動を伝えるためのメディアづくりや場づくりなどに取り組む力を身につけます。

公開講座

アートプロジェクトの今を共有する

全4回を予定しているこの「アートプロジェクトの今を共有する」シリーズでは、各回にゲストを招き、アートプロジェクトの最新の事例や2020年以後の在り方を考えていきます。

技術を深める

全4回を予定しているこの「技術を深める」シリーズでは、アートプロジェクトを実現するにあたって必要な心構えや、多様な価値を伝えるための広報・PR、適切に場をつくりあげるための運営、継続的な活動に欠かせない記録と評価/検証などをテーマに、アートプロジェクトの現場で求められる技術について掘り下げていきます。

レポート

成果物

  • Tokyo Art Research Lab 思考と技術と対話の学校 2017アニュアルレポート

    .PDF (21.8 MB)

  • 東京アートポイント計画 2009-2016 実績調査と報告

    .PDF (767KB)

Tokyo Art Research Lab (TARL):2015〜22年度