アーツカウンシル東京の事業

2022年度 講座・演習

アートプロジェクトの担い手として、プロジェクトの現場に必要なスキルを身につけるためのプログラム。知識やマネジメント技術だけではなく、プロジェクトを企画するにあたって新たな視座を獲得するためのプログラムなども行っています。これからアートプロジェクトに関わりたい方、現場で活躍しながら次のステップに進みたい方に向けた実践的な講座を提供しています。

開催場所

オンライン、アーツカウンシル東京ROOM302 ほか

クレジット

主催
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

イベント情報

新たな航路を切り開く

「新たな航路を切り開く」では、2011年以降に生まれたアートプロジェクトと、それらをとりまく社会状況を振り返りながら、これからの時代に応答するアートプロジェクトのかたちを考えていきます。ナビゲーターとして、人と環境の相互作用に焦点をあてながら、社会状況に応答して発生するアートプロジェクトをつぶさに見続けてきた芹沢高志を迎え、多様なアートプロジェクト実践者たちの視点や活動を記録しながら、この10年の間に社会がどのように動き、アートプロジェクトがどのように応答してきたのかを振り返ります。また、これからアートプロジェクトの実践者になりうる人たちとともに、これからのアートプロジェクトのかたちを考え、新たな時代への新しい航路を見出すことを目指します。

ナビゲーター:芹沢高志(P3 art and environment 統括ディレクター)
ナビゲーターメッセージはこちら(YouTube)

アートプロジェクトの運営をひらく、○○のことば。[映像講座]

アートプロジェクトの運営を初歩から学ぶ、連続動画シリーズ

まちなかを舞台にする「アートプロジェクト」には、日々の運営にまつわるさまざまなノウハウや事業設計の方法があります。この動画シリーズでは、アートプロジェクトの中間支援を行っているアーツカウンシル東京のスタッフが、アートプロジェクトの運営に必要な視点や課題について、書籍『東京アートポイント計画が、アートプロジェクトを運営する「事務局」と話すときのことば。の本 <増補版>』からテーマを選び、紹介します。

アートプロジェクトの担い手のための手話講座

ろう者と聴者のコミュニケーションについて考える講座シリーズ

日々の営みのなかで、まち・人・活動をつなぐアートプロジェクト。異なる背景をもつ人々が集い、語り合い、ともに活動をするその現場では、さまざまなコミュニケーションが交わされています。プロジェクトの場や時間をより豊かなものとしているのは、そうした多様なコミュニケーションとの出会いではないでしょうか。
本講座では、言語としての手話を学ぶだけでなく、ろう者と聴者のコミュニケーションの違いや「ろう文化」に触れ、それぞれが現場で活かせるコミュニケーション技術や、アクセシビリティへの視点を育みます。

2022年度は、手話でのコミュニケーションの基礎とろう文化を学ぶ、3stepの講座シリーズとして開講します。

アートプロジェクトの担い手のための配信・収録講座

配信・収録技術を初歩から学び、これからのオンライン時代を考える、座学と基礎実践

コロナ禍を経て、アートプロジェクトの企画もオンラインシフト、あるいはオンラインと対面を混ぜたハイブリッドでの開催が日常となりました。事業計画の段階から「オンライン」を想定した企画が飛び交い、あらゆる条件における対応が求められる場面も増えています。
本講座では、マイクやカメラの仕組みなど、「配信・収録」のための基礎的な知識・技術について学び、実践するとともに、オンラインの可能性や限界を踏まえた企画制作について考えます。

Webサイトの価値や在り方を考える

制作チームでウェブサイトをともに考えるためのガイドマップづくり

本企画では、ウェブサイトをつくるための目的や手順をクライアントやデザイナー、エンジニアら制作チームで共有するためのツールを制作します。ウェブサイトをつくる際は、事業の目的を改めて見つめ、整理していく作業が必要になります。制作したツールは、進め方に悩みがちなウェブサイトの制作プロセスをひらくとともに、アートプロジェクトをはじめとした事業設計を、チームで見つめ直すためのガイドマップとしてご活用いただけるものとして公開します。

ブログ

ニュース

Tokyo Art Research Lab (TARL):2015〜22年度