アーツカウンシル東京が主催・共催するイベント情報

  • 開催終了

ディスカッション3|ゆるやかに混ざり合う社会はどう生まれる?

4つの対話シリーズ

ジャンル:
  • アートプロジェクト ,
  • 講座・シンポジウム

「違い」を「出会い」に変換する

電車のなか、コンビニ、レストラン……日々の暮らしのなかで、異なる文化や言語を持つ人々と場を共にする機会が増えてきています。国境を越えて移動する人々が増加し、多様な文化が同居する社会であるいま、『移民』としてではなく、同じ土地に暮らす「私たち」となるには、どのような視点やアクションが必要なのでしょうか。

今回のディスカッションでは、『移民』の若者を異なる文化や国をつなぐ可能性を持った存在としてとらえ、多文化の居場所づくりの研究・実践を重ねる徳永智子さん、多文化が混在する兵庫県新長田において、それぞれの文化をかけ合わせながら展開するパフォーマンスや企画制作に取り組む横堀ふみさんをお迎えします。

「違う」ことで分断されたままにあるのではなく、「新たな発見や出会い」としてつなげるための実践とは? 同じ土地に暮らし、これからの社会を担っていく一人として、多様性を受け止めながら、これからの暮らしをつくっていくための文化・芸術の可能性とは? お二人とのディスカッションから、これからの実践の可能性について探ります。

ゲスト

横堀ふみ(NPO法人DANCE BOX プログラムディレクター)
神戸・新長田在住。劇場Art Theater dB神戸が活動拠点。ダンス・プログラムを中心に、ほぼ全ての作品/企画を滞在制作によって実施する。同時に、世界の様々な地域をルーツとする多文化が混在する新長田にて、独自の国際プログラムを志向する。新長田アートマフィア仕掛人・構成員。特定非営利活動法人舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)理事。

徳永智子(筑波大学人間系教育学域助教)
米国メリーランド大学カレッジパーク校より博士号(教育学)取得。慶應義塾大学、群馬県立女子大学を経て2019年より現職。専門は教育社会学、教育人類学。日米で移民の若者の居場所づくりやエンパワメントに関する研究・実践に従事している。複数の文化や言語のはざまを生きる子ども・若者の強さが発揮できる教育・社会のあり方を模索している。主著にLearning to Belong in the World: An Ethnography of Asian American Girls(Springer, 2018年)。

モデレーター:上地里佳(アーツカウンシル東京プログラムオフィサー)

対象

アートプロジェクトにこれから関わりたいと思っている方、新たなプロジェクトのためのヒントを得たいと思っている方

参加費

無料

定員

25名(事前申込制/先着順)

申込方法

こちらの申込フォームよりお申し込みください。

申込締切
2020年2月12日(水)12:00まで

※締切日前に定員に達した場合、受付を終了します。
※定員まで余裕がある場合に限り、当日参加を受け付けます。
※お預かりした個人情報は、本事業の運営及びお知らせのみに使用します。

お問い合わせ

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
事業推進室事業調整課事業調整係
TEL:03-6256-8435(平日10:00~18:00)
E-mail:tarl@artscouncil-tokyo.jp

開催場所

アーツカウンシル東京ROOM302(東京都千代田区外神田6-11-14-302[3331 Arts Chiyoda 3F])

チラシ

クレジット

主催
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京