アーツカウンシル東京が主催・共催するイベント情報

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レクチャー2「アートプロジェクト運営の手始め」(全3回)

ジャンル:
  • アートプロジェクト ,
  • 講座・シンポジウム

アートプロジェクトは既存の手法や枠組みにとらわれず新たな価値を生み出す活動です。その運営も、プロジェクトの展開にあわせて、新たな方法を開拓しながら変化させ続けるべきでしょう。

運営の担い手が向き合うタスクは多岐にわたります。企画をつくって実施することにとどまらず、企画を生むための土壌を耕したり、人や組織を育てたり、活動を価値化し普及させ仲間を増やしたり、さらなる進化を目指して実験したり、勉強したり、挑戦したり。そもそもそれらの方法を生み出したり……。

“やるべきこと”をあげると際限がなく溢れ出てきますが、本講座では、アートプロジェクト運営の入門編として、運営ビギナーが、まずおさえるべきトピックを取り上げます。運営の基本サイクル(企画、準備、実施、報告、検証・評価)を見渡しながら、広報や記録にもフォーカスし、現場で必要な技術やアプローチについて考えます。運営のクリエイティブな展開を考えることで、アートプロジェクトそのものの創造性を鍛えていきましょう。

プログラム

第1回 運営入門
・アートプロジェクトの運営とは|「運営=イベントの実施」だけではない
・座組|運営体制図を書いてみる(ワークショップ)
・企画4点セット|企画/人/お金/時間
・会議で動かす|構想する・議論する・共有する・調整する
・進行管理|プロジェクトにふりまわされないために
・リスク管理|人や活動を守るためにリスクを洗い出す(ワークショップ)

ナビゲーター:坂本有理、大内伸輔(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー)

第2回 広報入門
・広報とは|「広報=チラシ制作」ではない
・アートプロジェクトと広報|ミッションとアクションを繋ぐ
・いちから始める広報基本セット|戦略・素材・データベース
・広報力の鍛え方|見つける・ことばにする・繋げ続ける
・事例から学ぶ広報|タイミング・メディア・コンテンツ
・プロジェクトを素材に広報施策を考えてみる(ワークショップ)

ナビゲーター:中田一会(広報コミュニケーションディレクター/きてん企画室主宰)、坂本有理(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー)

第3回 記録入門
・記録とは|「使える記録」を残そう
・アートプロジェクトと記録|活動を続けるための大切な資産
・記録の種類|自分で残す・依頼して残す
・チームで始める記録基本セット|道具・ルール・ストレージ
・プロに記録を依頼する|発注・ディレクションのポイント
・プロジェクトを素材に記録方法を考えてみる(ワークショップ)

ナビゲーター:中田一会(広報コミュニケーションディレクター/きてん企画室主宰)、坂本有理(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー)

対象

・アートプロジェクト運営に関わり始めた人
・アートプロジェクト運営に興味がある人
・運営経験はあるがあらためて基礎をおさえたい人

受講料

5,000円(通し受講/事前申込制)

定員

30名

申込方法

こちらの申込フォームよりお申し込みください。

申込締切
2018年9月4日(火)18:00

※締切日前に定員に達した場合、受付を終了させていただく場合がございます。
※定員まで余裕がある場合に限り、当日参加を受け付けます。

お問い合わせ

アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
事業推進室事業調整課事業調整係
TEL:03-6256-8435(平日10:00~18:00)
E-mail:tarl@artscouncil-tokyo.jp

開催場所

アーツカウンシル東京ROOM302(東京都千代田区外神田6-11-14-302[3331 Arts Chiyoda 3F])

クレジット

主催
アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)