〈公共〉ということ―東京から
内野儀
前稿「〈公共〉ということ―ベルリンから」では、ベルリンの主として舞台芸術におけるいわゆる〈公共〉性とその社会的使命について書かせていただきました。ドイツの公共劇...
「普遍性」と「個別性」について
中谷巌
私の勤め先のオフィスは高層ビルの21階にある。窓からは様々な建物が一望のもとに見える。すぐ右下には東京タワーを支える赤い鉄骨の大きな枠組みが見えるが、これは私の...
東京の地勢学
船曳建夫
須弥山も 五岳も富士も 一同に どつととわらふ 春はきにけり 景気のよい歌だ。インドの須弥山(しゅみせん)や中国の五岳を心に念じ、晴れ渡って見通しのよい正...
〈公共〉ということ―ベルリンから
内野儀
勤務先からサバティカル(研究休暇)をいただいて、2015年8月から半年の予定でドイツ・ベルリンに滞在しています。ベルリン自由大学の国際演劇研究センター(正確には...
「助成」の価値を見直そう
片山正夫
日本の文化政策において「助成」という手法は、何故か軽んじられてきた印象がある。アーツカウンシル東京カウンシルボード委員片山正夫氏によるコラム記事。
2020年を通過点に私たちは何を残せるか――。
If you want legacy, then you have to plan for it.
吉本光宏
オリンピックがスポーツばかりか文化の祭典でもあることは、各方面で理解が進み、関係機関では検討が本格化している。アーツカウンシル東京カウンシルボード委員吉本光宏氏によるコラム記事
官民協働を推進するために
加藤種男
消費ではなく創造が重要だ、と言い続けてきた。芸術文化振興を担う機関が、これほど消費にだけ関心を持ち、創造に配慮しないのは世界的に見ても珍しい。
アーツカウンシル東京の発足にあたり
東京芸術文化評議会会長
福原義春氏講演より
アーツカウンシル東京正式発足フォーラム(平成24年11月5日東京文化会館於)講演より抜粋 アーツカウンシル東京の発足にあたり、その設置について何年間か議論を...