アーツカウンシル東京の事業

募集要項

対象となる事業の実施期間

2023年7月1日以降に開始し、2024年6月30日までに終了する事業

対象となる事業

(1)都内での芸術創造活動
都内で実施する公演・展示・アートプロジェクトその他の創造活動

(2)国際的な芸術交流活動
海外公演・展示、国際コラボレーション、国際フェスティバル、招聘公演・展示等

対象となる申請者

(1)東京都内に本部が所在する団体(芸術団体、民間の劇場・アートスペース、実行委員会等)
※法人格の有無、種別は問いません。

(2)東京都在住の個人(芸術家、プロデューサー、企画制作者等)

実施場所

都内又は海外
※オンライン公開を含む。

対象となる芸術分野

音楽、演劇、舞踊、美術・映像、伝統芸能、複合(核となる分野を特定できない芸術活動)

申請上限額

(1)都内での芸術創造活動
団体:200万円 個人:50万円
かつ、助成対象経費の1/2以内

(2)国際的な芸術交流活動
団体:400万円 個人:50万円
かつ、助成対象経費の1/2以内

申請方法

※簡易書留など、発送記録が確認できる方法で、下記宛てに送付してください。持ち込み不可。
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 企画部 助成課
「東京芸術文化創造発信助成 カテゴリーⅠ 単年助成」担当宛
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-28 九段ファーストプレイス5階

申請受付期間

2023年1月27日(金)~3月7日(火)消印有効

注意事項

※公益財団法人東京都歴史文化財団が管理運営する各施設との共催事業や提携事業は助成対象となりません。
※東京都や公益財団法人東京都歴史文化財団が主催、共催する事業、あるいは東京都や公益財団法人東京都歴史文化財団から補助金、支援金、助成金、委託費等が支給されている事業又は支給を予定されている事業は、助成対象になりません。

本件に関するお問い合わせ

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 企画部 助成課
TEL:03-6256-8431(平日10時~18時) FAX:03-6256-8828
お問い合わせフォームはこちら

公募ガイドライン

  • *令和5年度 第1期【カテゴリーI 単年助成】公募ガイドライン
    .PDF

申請書類

  • *令和5年度 第1期【カテゴリーI 単年助成】助成金交付申請書 [団体申請]
    .DOCX
  • *令和5年度 第1期【カテゴリーI 単年助成】助成金交付申請書 [個人申請]
    .DOCX
  • *令和5年度 第1期【カテゴリーI 単年助成】収支予算書 [団体申請・個人申請共通]
    .XLSX
  • *令和5年度 第1期【カテゴリーI 単年助成】申請団体基本情報 [団体申請]
    .DOCX
  • *令和5年度 第1期【カテゴリーI 単年助成】申請者基本情報 [個人申請]
    .DOCX
  • *令和5年度 第1期【カテゴリーI 単年助成】誓約書 [団体申請]
    .PDF
  • *令和5年度 第1期【カテゴリーI 単年助成】誓約書 [個人申請]
    .PDF
  • *令和5年度 第1期【カテゴリーI 単年助成】提出書類の詳細 兼 チェックリスト [団体申請]
    .PDF
  • *令和5年度 第1期【カテゴリーI 単年助成】提出書類の詳細 兼 チェックリスト [個人申請]
    .PDF

申請書類作成の手引き(記入例)

  • *令和5年度 第1期【カテゴリーI 単年助成】申請書類作成の手引き [団体申請]
    .PDF
  • *令和5年度 第1期【カテゴリーI 単年助成】申請書類作成の手引き [個人申請]
    .PDF

採択概況

令和5(2023)年度 第1期 東京芸術文化創造発信助成 カテゴリーI 単年助成 採択結果の概況

「カテゴリーI 単年助成 第1期」には478件の申請があり、83件を採択いたしました(採択率17.4%)。助成予定総額96,030千円です。うち「鑑賞サポート費」は20件、「創作環境サポート費」は15件、サポート費助成予定総額4,120千円です。

《音楽分野》
◆申請件数(採択件数):152(20)
 内訳:都内での芸術創造活動 136(18)
    国際的な芸術交流活動 16(2)
◆採択率:13.2%
これまでの最多だった令和4年度 第1期の2倍以上となる152件の申請があり、音楽ジャンルとしてはクラシックや現代音楽の流れを汲むものとその他のポピュラー音楽系のものがほぼ半分ずつでした。今回不採択になった事業には、従来の活動の継続や普及を主な目的とするものなど、当助成の審査基準に適合しない事業が散見されました。また、複数の公演をまとめた申請の場合、同一の趣旨・目的のもとに実施する企画でなければ1件とみなされませんのでご留意ください。今回不採択となった事業でも再チャレンジは可能なので、公募ガイドラインの審査基準をご参照の上、創造に対する独自の視点や、その実現に向けたアプロ―チを明確に言語化し、事業内容を具体的に記載していただきますようお願いします。今回は審査基準に照らして採択事業のほとんどがクラシック・現代音楽の企画となりましたが、それ以外の多様な音楽ジャンルからのご申請も期待しています。

《演劇分野》
◆申請件数(採択件数):141(18)
 内訳:都内での芸術創造活動 133(15)
    国際的な芸術交流活動 8(3)
◆採択率:12.8%
申請件数141件は、過去最大だった令和4年度 第1期を2倍以上上回り、最多申請数を更新しています。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けていた活動基盤形成期の団体からの申請が特に増加しており、採択についても7割強を占めました。演劇分野では、引き続きハラスメント等を未然に防ぐ稽古場環境の設置や、フラットな関係性の中で行う創作に関心のある団体が多い傾向にありました。社会規範や従来の価値観が揺らぐ中、独自の目線で社会の在り方を考察した作品、閉塞感や焦燥感を描く作品や、当事者の目線で社会問題を捉えながらも、多様な視点を取り入れるための取り組みを行い、申請者ならではの演劇的表現に昇華、あるいは表現形式の拡張を試みるような意欲的な事業を採択しました。

《舞踊分野》
◆申請件数(採択件数):41(12)
 内訳:都内での芸術創造活動 36(10)
    国際的な芸術交流活動 5(2)
◆採択率:29.3%
申請数は、これまでで最多の41件で、直近2年の年間合計申請数を上回る数となりました。コロナ禍による活動の制約がなくなり、舞踊分野の広いジャンルから申請がありました。採択となった事業は、二つの傾向が見られました。ひとつは、主に活動拡大・発展期にある申請者の活動で、自身の活動規模の拡張に挑み、舞踊シーンの活性化を促す事業。二つ目は、主に活動基盤形成期にある申請者の活動で、独創的な視点や実験的な手法を用い、新たな身体表現の拡充が期待できる事業です。その他、今日のアジアの身体性を提示する国際的な視野を持つ事業、他分野のアーティストとリサーチを経て公演を行う国際共同制作事業、コロナ禍で延期となっていた欧州3ヶ国でのツアーを行う事業が採択となりました。

《美術・映像分野》
◆申請件数(採択件数):50(10)
 内訳:都内での芸術創造活動 39(8)
    国際的な芸術交流活動 11(2)
◆採択率:20.0%
絵画、写真、インスタレーション、映像等、多種多様な表現の創造活動の申請がありました。映画・映像の制作や上映の申請が個人・団体共に増えており、中でも着実に成果をあげている個人・団体が今日的な社会の状況や課題等を踏まえて独自の視点で作品制作や上映に取り組む事業が採択になりました。国際的な芸術交流活動の申請は11件あり、中堅作家の活動を体系的に紹介する海外での招聘展覧会や日本在住の外国人作家による団体が新たなスペースで取り組む展覧会等、展覧会のコンセプトや内容が具体的な事業が採択となりました。その一方、助成対象として適合しない文化交流やプロモーションを目的とした事業も散見されました。

《伝統芸能分野》
◆申請件数(採択件数):40(20)
 内訳:都内での芸術創造活動 36(18)
    国際的な芸術交流活動 4(2)
◆採択率:50.0%
分野において充実した活動を継続している方々からの申請が多く、申請事業についても水準の高い成果が予想されました。しかしながら、演目が未定のものや、演目の選定理由などが全く申請書に記載されていないなど、当助成プログラムの審査基準に照らし合わせるための判断材料が不足しているために不採択とせざるを得ない事案が非常に多くありました。この点は、分野での活動歴が長い活動成熟期にあたる団体・実演家からの申請が最も多いながらも、採択についてはキャリアの浅い活動基盤形成期が最も多かったことにも表れています。申請の種目は従来通り能楽、邦楽・現代邦楽、日本舞踊、講談や落語、マジックなど多岐にわたりました。初申請の割合は64.3%で、このうち約4割が採択となっています。採択となった事業は、種目、活動ステージに関わらず、ご自身の芸道上の段階や芸術的方向性の中で、今回何にどのように取り組むのか具体的自覚的に記されている傾向にあります。

《複合分野》
◆申請件数(採択件数):54(3)
 内訳:都内での芸術創造活動 42(3)
    国際的な芸術交流活動 12(0)
◆採択率:5.6%
複合分野は、54件の申請があり 3 件が採択となっています。申請内容は多岐に渡り、その中でも、ダンサー・振付家と演劇を背景にもつアーティストによる協働事業や、メディアアート作品を制作し、演劇的要素を含めて作品の公開を行う事業などを採択しています。一方で、その事業ならではの創作に関する工夫・取り組みが具体的ではなくアイディア段階に留まっている事業、異分野を組み合わせる必然性や狙いが不明瞭な事業などは、採択には至りませんでした。今後も芸術分野の枠を超えた独創的かつ具体性のある企画に期待します。

助成対象事業

採択件数 :
83
申請件数 :
478

都内での創造活動 (30)

展覧会「あなたのアートを誰に見せますか?」

「アートと社会」実行委員会

美術・映像

道をつくる 2023

秋田祥

美術・映像

たばこと塩の博物館 コレクションギャラリー夏季展覧会「殻の風景画」

秋山珠里

美術・映像

オーケストラ・ニッポニカ 第43回演奏会 ≪社会への眼差し≫

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカ

音楽

かみさまを殺すための旅

あまい洋々

演劇

宮城道雄全作品連続演奏会23

安藤政輝

伝統芸能

ギャザリング・クラウド:フィルム・イン・シェルター2023

イメージフォーラム

美術・映像

UNIca『菓』

ウニカ

舞踊

Celebrate for ME – The first step

岡田裕子

複合・その他

Xstream project 1 『Soul Hunter』

オフィスアルブ

舞踊

ザ・キャラクタリスティックス/シンダー・オブ・プロメテウス

お布団

演劇

川島素晴 works vol.6 by 中村仁美

川島素晴 works 実行委員会

音楽

そらのおと うみのいろ ~作曲家 平野一郎の世界 2023~

〈Code=“Shanti”〉

音楽

ジェルジ・リゲティ生誕100年記念レクチャー&コンサート <戦争と動乱を生き抜いた作曲家の言葉を次世代へ>

ジェルジ・リゲティ生誕100年記念レクチャー&コンサート実行委員会

音楽

風琴百万石

チーム百万石

音楽

シネマの再創造・リブート

チャーム・ポイント

美術・映像

津軽三味線 輝&輝 15周年コンサート 日進月歩

津軽三味線 輝&輝

伝統芸能

『相続税¥102006200』

東葛スポーツ

演劇

第三回 直三の会

藤弥会

伝統芸能

日仏現代音楽協会 創立10周年記念コンサート

日仏現代音楽協会

音楽

東京ドキュメンタリー映画祭 2023

neoneo編集室

美術・映像

KIMONOアップサイクル

ハイドロブラスト

美術・映像

Baobab第15回本公演 Re:born project vol.7+8『ボレロ - 或いは、熱狂。』

Baobab

舞踊

忘れちまったかなしみに

布施砂丘彦

音楽

交換レジデンスプロジェクトvol.1 ―ないことがあること―

プロジェクト・ユングラ

舞踊

「またまた」やって生まれる「たまたま」

ぺぺぺの会

演劇

ムニ『ことばにない』後編

宮崎企画

演劇

両国橋のほとりで音楽祭2023

一般社団法人もんてん

音楽

第9回山本亜美 箏 二十五絃箏リサイタル 手繰る、みちしるべ

山本亜美

伝統芸能

fマクベス

ヨウ+

舞踊

国際的な芸術交流活動 (5)